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CASE 04

【課題解決】潜在ニーズの特定

  • お客様との細やかな
    コミュニケーション

  • お客様の立場に立った
    「コトの提案」

お客様が本当に望んでいる、欲している「コト」は何か?
これが製品開発成功の第一歩です

背景

お客さまとの意思の疎通が重要であることは、誰しも解っていますがなかなか難しいところ・・・。
そんな悩みを解消するために、あるお客様の技術部と、当社の技術部とが定期的に交流の場を持つために立ち上がったのが定期情報交換会です。
目的は、双方が抱える課題を、双方の協力をもって解決すること。なぜ両社が共同で課題に向き合うことになったかと言えば、

①お客様は、岡部マイカ工業所が出来ることや材料であるマイカの可能性を知らないのではないか?

②当社は、お客様のご要求・お悩みを十分に汲み上げた上での商品設計・サービス提供が出来ていないのではないか?

という思いが背景にあり、小さなことでも構わないのでまずは始めましょう、といった流れで発足しました。

課題

お客様は、ユーザー様から要求されるサイズのフレームにマイカを使用したユニットを取り付けたものを製造されています。
ところが、ある得意先様から、小さなフレームにマイカユニットを取り付けて欲しいとの要求があり、お困りになっていました。

解決策

単純に小さなマイカユニットを作れば収められるのですが、その場合、製品寿命が短くなってしまいます。
これはお客様の設計思想と相反するもので、単に受け入れられるものではありませんでした。
この課題に関しては、新たな高性能マイカユニットの開発と併せて、新たな組付け方法までを立案し、クリアすることができました。

まとめ

お客様の潜在的なニーズや真の目的を共有することが、製品開発が成功しお客様にご満足いただくための第一歩です。