CASE 01

  • 産学官ネットワークを
    幅広く活用

  • 優れた
    化学的アプローチ

  • スピーディーな
    材料調達力

  • 使いやすさを考慮した
    製品形態を提案

産学官連携による
お互いの強みを活かした共同研究

背景

マイカに特定のイオン種を選択的に吸着する特徴があることは古くから知られています。
福岡県にある公立研究所と大学は、環境浄化のための吸着剤を研究しており、マイカのノウハウを持つとして岡部マイカ工業所に協力要請を頂き、共同研究を行いました。

  • 福岡県の公立研究所
  • 福岡県の大学

協力要請

  • 岡部マイカ工業所
  • 得意分野

    ・国内外からのマイカ材料の調達

    ・化学を専門とした知識(化学反応、分析および解析)

    ・ユーザー目線での2次加工の提案

課題

高効率なマイカ吸着剤としての最適な条件について、基礎研究を行う必要がありました。

解決策

マイカの結晶層に配位しているカリウムイオンを他のイオンに置換することで、特定イオン種の高効率な吸着剤となることが知られています。
この置換反応を収率良く低コストで行い、吸着剤として高選択性を達成するためにマイカの種類、形状を最適化しました。

岡部マイカ工業所が提供した『コト価値』

  • 国内外からマイカ材料を迅速に調達

  • 化学専攻のスタッフがメイン。
    化学反応について熟知しているので作り方の提案等もスムーズ

特徴高いイオン選択吸着性能。厳しい環境でも安定な無機粉末

ユーザー目線で使いやすさを考えた製品形態の提案

作ったモノを評価できる人材がいるため、社内に評価装置がなくても、
「どの分析機関のどの装置を使用すれば良いか?」が分かっており、開発品の根拠作りも迅速

  • 試験内容

    代表特性として、特定イオン種が存在する溶液に、RIA-01を加えた時の特定イオンの吸着除去特性を評価しました

  • 試験条件

    100ppbの特定イオン種溶液10mlに、 RIA-01を0.1g加え、1週間放置しました

  • 分析方法

    ICP-MS にて特定イオン種の濃度を測定しました

まとめ

岡部マイカ工業所には、マイカの調達力があります。
また化学系専門スタッフによる実験力があります。本案件は、試作した置換マイカの定性的確認・特定を分析化学経験者が行い、イオン種がどれくらい吸着しているかを分析しました。
さらに幅広い産学官ネットワークを通して最善の方法を模索し、合成法や造粒の検討を迅速に行うことができました。