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基礎研究が効いた
設計開発 -
諦めの悪い
研究員 -
粉砕技術の
イノベーション -
従来無かった評価システムの
確立と装置の導入
長年の基礎研究の成果が、品質特性の向上に結び付きました
背景 | お客様からのご要望で製品出力アップのため、マイカテープの電気絶縁性能を従来比20%以上向上出来ないかとの相談がありました。 |
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課題 |
電気絶縁層を構成するマイカテープは、マイカ箔、ガラスクロスおよび接着剤から造られます。ご要望に応えるためにマイカペーバーの最適化によるアプローチを試みました。
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解決策 |
お客様からのご要望に対し、マイナーチェンジとして応えやすいのは、ガラスクロスや接着剤の調整です。 |
まとめ |
当初は設計方法を改善する方向性で進めた開発でしたが、従来のマイカシート自体に改良すべき点が見つかり、最終的には、研究によって突き止めた造粒方法を実現するために新しい粉砕装置の開発に着手。1つの開発を通して積み重ねた地道な研究の数々がイノベーションに繋がることを実感しました。 |